比較公開 2026-09-08スワアビラボ編集部

スワップの1位と2位は、どれだけ金額が違うのか — 差の大きさは通貨ペアで桁が変わる

スワップポイントの比較でいちばん金額の大きい会社が分かっても、2番目とどれだけ離れているかは分かりません。離れていなければ、1位という順位が持つ情報は小さくなります。当サイトは10社の公表値を毎営業日そのまま記録しているので、同じ日・同じ通貨ペアの中で1位と2位の金額差を数えられます。数えて分かったのは、差の大きさが通貨ペアによって桁ごと変わることと、1位でも支払い側になっている通貨ペアがあることです。その場合の差は「多く受け取れる額」ではなく「払わずに済む額」になります。通貨ペアごとの差の中央値、その値が何組から作られたか、会社が3社に満たず集計から外した組の扱い、そしてこの数え方では言えないことまで書いています。

スワップポイントがその日いちばん高い会社(1位)は、2番目の会社とどれだけ金額が違うのか。2026-08-10から2026-09-04までの記録では、差の大きさは通貨ペアによって桁ごと変わりました。買いの差の中央値は、チェココルナ円(CZK/JPY)で0.1円、スイスフラン/トルコリラで932.4円です(どちらも1万通貨を1日持った場合)。 1万通貨がいくらに当たるかも、2つの通貨の金利差も、通貨ペアによって桁ごと違います。 この2つの金額は、そのままくらべられません。

もう1つ、先に書いておきます。 スワップポイントは、受け取る側になることも、支払う側になることもあります。 当サイトは金額のいちばん大きい会社を1位としているので、その通貨ペアで全社の金額がマイナスなら、1位の会社も支払い側です。さきほどのスイスフラン/トルコリラは、会社が3社以上そろった組のすべてで1位の会社も支払い側でした。その場合の差は「多く受け取れる額」ではなく「払わずに済む額」です。

このページの数字のもとは、FX各社が公表しているスワップポイントの表です。 当サイトが毎営業日そのまま記録しています。 同じ日・同じ通貨ペアの中で、金額のいちばん大きい会社と2番目の会社の差を取っています。数えているのは公表されている金額だけです。スプレッドも取引の条件も見ていないので、このページは「どの会社がよいか」には答えません。

円が絡む通貨ペアでは、差はいくらだったか

まず、円が絡む通貨ペアです。表に出てくる言葉を先に決めておきます。

  • 買い・売り=その通貨ペアを買って持つか、売って持つか。表では2つを分けて出しています。
  • 差の中央値=1位と2位の差を小さい順に並べたときの、真ん中の値。金額は1万通貨を1日持ったときの円です。
  • =通貨ペアと日付の組み合わせ。同じ日に10の通貨ペアで差があれば10組です。
  • 組数の「差あり/測定」=左が1位と2位に差があった組の数、右が会社が3社以上そろって1位と2位を比べられた組の数。右のほうが多くなります(同じ額で並んだ組が右にだけ入るため)。*と△は右の数を母数にしています。
  • 会社数=その通貨ペアで金額を出していた会社が、いちばん多かった日で何社か。
  • 「*」=その金額が、1位の会社も支払い側だった列であることを示す印。買いと売りに別々に付きます(同じ通貨ペアでも、売りだけに付くことがあります)。会社が3社以上そろった組のすべてでそうだった、という意味です。
  • =その列(買いまたは売り)で、差を測れた組が無かったという意味です。
通貨ペア買い
差の中央値
売り
差の中央値
買いの組数
差あり/測定
売りの組数
差あり/測定
会社数
最大
スイスフラン円(CHF/JPY)12円*8円14/1413/149
シンガポールドル円(SGD/JPY)8円5円*14/1414/145
カナダドル円(CAD/JPY)6円2円*9/1413/1410
ポーランドズロチ円(PLN/JPY)5円14/147
トルコリラ円(TRY/JPY)5円0.1円*4/1414/1410
ユーロ円(EUR/JPY)4円8円*14/1413/1410
NZドル円(NZD/JPY)4円1円*11/1411/1410
ポンド円(GBP/JPY)3円4円*10/1312/1310
米ドル円(USD/JPY)3円3円*11/1412/1410
香港ドル円(HKD/JPY)2円5円*3/1412/146
南アフリカランド円(ZAR/JPY)1.4円1円*14/1410/1410
豪ドル円(AUD/JPY)1円3円*11/1413/1410
中国人民元円(CNH/JPY)1円8円*7/141/147
メキシコペソ円(MXN/JPY)1円0.1円*8/1413/1410
スウェーデンクローナ円(SEK/JPY)1円2円*14/1414/146
ハンガリーフォリント円(HUF/JPY)0.2円0.5円*12/1212/126
チェココルナ円(CZK/JPY)0.1円14/145
ノルウェークローネ円(NOK/JPY)4円*14/146

「*」の付いた金額は、受け取る額の違いではなく、払う額の違いです。印は買いと売りに別々に付きます——同じ通貨ペアでも、売りだけに付く行があります。 印の無い金額は、その列では1位が受け取り側だったという意味です。 もう1つ、組数の列を見てください。左の数が差のあった組、右の数が会社が3社以上そろった組です。 差のあった組はいちばん少ない行で1組なので、組数の少ない行の中央値は、その数だけの組から作った値です。組数の多い行と同じ重みで読まないでください。

円が絡まない通貨ペアでは、差の桁が変わる

円が絡まない組み合わせでは、差の中央値が上の表でいちばん大きい値の78倍になるものがあります。 金額の単位は上の表と同じ「1万通貨を1日持ったときの円」です。 それでも桁が変わるのは、1万通貨がいくらに当たるかと、2つの通貨の金利差が、 通貨ペアによって桁ごと違うためです。下の表の値を、上の表の値と直接くらべないでください。

通貨ペア買い
差の中央値
売り
差の中央値
買いの組数
差あり/測定
売りの組数
差あり/測定
会社数
最大
スイスフラン/トルコリラ932.4円*30.5円11/1111/113
スイスフラン/南アフリカランド98.5円*8.7円11/1111/113
スイスフラン/メキシコペソ95.3円*9.6円11/1111/113
ポンド/スイスフラン(GBP/CHF)19円38.8円*14/1414/149
豪ドル/カナダドル(AUD/CAD)13.2円3.5円*15/1515/154
ユーロ/米ドル(EUR/USD)11円*0.1円15/158/159

買いの差が大きい順に、6つの通貨ペアを出しています。 この期間に差を測れたのは、買いで37の通貨ペア、売りで36の通貨ペアです。 なお、スワップポイントを外貨で公表している会社もあります。 その会社の、円が絡まない通貨ペアは集計に入っていません。

1位でも支払い側のことがある

1位は「その日その通貨ペアで金額がいちばん大きい会社」であって、「受け取れる会社」ではありません。 スワップポイントは、受け取る側になることも、支払う側になることもあります。ある通貨ペアの買い(または売り)で、金額を出している会社が全社マイナスなら、 1位の会社も支払い側です。

買いでは、会社が3社以上そろった532組のうち135組が、 売りでは532組のうち383組が、1位でも支払い側でした。 この場合の差は「1位を選べばいくら多く受け取れるか」ではなく、「1位ならいくら払わずに済むか」です。上の表の「*」と「△」はそれを示しています。

ここでの分母は、差があった組と同じ額で並んだ組を合わせた数です。 1位が支払い側かどうかは、差があったかどうかとは別の話なので、 同じ額で並んだ組も数に入れています。

「1組」とは何を数えているか

このページの「組」は、日数ではありません。通貨ペアと日付の組み合わせを1組として数えています。たとえば同じ日に10の通貨ペアで差があれば、10組と数えます。 1日を通貨ペアの数だけ数えるので、組数は暦の日数より多くなります。 集計に使った期間は2026-08-10から2026-09-04までです。

その日その通貨ペアで金額を出していた会社が3社に満たない組は、集計から外しています。 比べられる相手が少なすぎて、1社の金額がそのまま差を決めてしまうためです。 この組は買いで363組、売りで363組あります。 差がゼロだったのではなく測っていない組なので、差の中央値には入れていません。 件数だけをここに残しています。

もうひとつ、3日分のスワップポイントがまとめて付く日も外しています。1日分だけが付く日と同じ表に並べると、金額が3倍の日と1倍の日を混ぜて比べることになるためです。 このページの数字は、すべて1日分が付く日どうしの比較です。

1位と2位が同じ額で並ぶこともあります。 その頻度は同じ額で並ぶ頻度を数えた記事にあります。 数え方が違うので、あちらの割合とこのページの数字を並べてくらべないでください。

この数字で分からないこと

  • どの会社がよいか。このページはスプレッドも取引の条件も見ていません。 公表されているスワップポイントの金額が、1位と2位でどれだけ離れているかを数えただけです。
  • 差が今後も同じかどうか。各社は金額を変える理由を公表していません。 ここにあるのは2026-08-10から2026-09-04までに実際に記録された値です。
  • 1位の会社が誰か。このページは差の大きさだけを数えていて、どの会社が1位だったかは数えていません。 その日ごとの順位は総合ランキングに、 通貨ペアごとの各社の金額は通貨ペア別のページにあります。
  • 日をまたいだ順位の入れ替わり。1位が別の会社に替わる回数は1位の入れ替わりを数えた記事にあります。 このページが見ているのは、同じ日の中での1位と2位の距離です。

記録そのものは2026-08-10から2026-09-08まであります。 そのうち、全社の金額がそろった2026-09-04までを集計に使いました。 まだ金額が届いていない会社がある日を外しているためです。 その会社を入れて数えると、その日の差は「会社がそろっていないこと」を映してしまいます。 取得した値のうち、明らかに異常だったもの20件は集計から外しています。 数字は毎営業日更新されるため、期間の端が動けば値も変わります。

本記事は一般的な情報提供を目的としています。特定の取引の推奨・投資助言ではありません。 記事中のスワップポイント等の数値は、当サイトが自動で集めたデータ(基準日 2026-09-08)から、 ページを作り直すたびに入れ替えています。最新値は必ず各社公式サイトでご確認ください。
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記事で見た数値を自分の条件で確かめられます。往復スプレッド費用を1日あたりのスワップ差額で割った日数(=損益分岐日数)を、計算例として表示する無料ツールです。

よくある質問

スワップポイントの1位と2位の差は、平均で何円ですか

平均は出せません。1万通貨がいくらに当たるかと、2つの通貨の金利差が、通貨ペアによって桁ごと違うためです。同じ「1万通貨を1日」でも、差の中央値はスイスフラン/トルコリラの買いで932.4円、チェココルナ円(CZK/JPY)で0.1円でした。この2つを混ぜた1つの数字は、どちらの通貨ペアの実感にも合いません。知りたい通貨ペアの行を、このページの表で見てください。

米ドル/円だと、1位と2位はどれくらい違いますか

2026-08-10から2026-09-04までの記録で、買いの差の中央値は3円でした(1万通貨を1日持った場合)。差があったのは11組です。1組は、米ドル/円の1日ぶんを指します。これは真ん中の値で、日によって差は動きます。

差が大きい通貨ペアは、1位を選ぶと多く受け取れるということですか

そうとは限りません。スワップポイントは、受け取る側になることも、支払う側になることもあります。当サイトは金額のいちばん大きい会社を1位としているので、全社の金額がマイナスなら、1位の会社も支払い側です。買いでは、会社が3社以上そろった532組のうち135組がそうでした。売りでは、532組のうち383組です(組は、通貨ペアと日付の組み合わせです)。その場合の差は「多く受け取れる額」ではなく「払わずに済む額」です。表では、1位も支払い側だった金額に「*」の印を付けています。印は買いと売りに別々に付くので、同じ通貨ペアでも売りだけに付くことがあります。

この数字で、どの会社がよいか分かりますか

分かりません。ここで数えているのは、各社が公表しているスワップポイントの金額だけです。売買のときにかかるスプレッド、取引の単位、そのほかの条件は数えていません。分かるのは、公表されている金額が1位と2位でどれだけ離れているかまでです。

この数字は、どこから取っていますか

FX各社が自社サイトで公表しているスワップポイントの表を、当サイトが毎営業日そのまま記録したものです。対象は10社です。同じ会社が複数のコースを出している場合は、金額の大きい方を1つだけ採って会社単位にまとめてから、1位と2位を決めています。集計に使ったのは2026-08-10から2026-09-04までで、全社の記録がそろった日までを対象にしています。外貨で金額を公表している会社の、円が絡まない通貨ペアは、この集計に入っていません。また、3日分がまとめて付く日は、1日分が付く日と比べられないため外しています。

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