基礎公開 2026-08-26スワアビラボ編集部

スワップポイントは全通貨ペアで一斉に変わるのか — 1社が値を書き換えた日に、何本まとめて動くか

「あの会社のスワップポイントが変わった」と聞いたとき、同じ会社の他の通貨ペアも同じ日に変わっていると考えてよいのでしょうか。当サイトは各社の公表値を毎営業日記録しています。1つでも書き換えがあった日に、その会社がいくつの数字を動かしたかを実測で示します(円を含む通貨ペアが対象です)。会社を選ぶための記事ではなく、公表値の動き方そのものを知るための記事です。

「あの会社のスワップポイントが変わった」と聞いても、同じ会社の他の通貨ペアが 同じ日に変わっているとは限りません。スワップポイントは、通貨ペアごとに買いと売りで別々に公表されます。 この記事では、その数字1つ1つを「スワップの欄」と呼んで数えます。 当サイトが記録しているのは11の口座コース(会社とコースの組み合わせ)です。2026-09-25〜2026-10-16のうち見比べられた13日について、円建てのスワップポイントが 1つでも書き換わった日を口座コースごとに数えると、のべ103回でした。そのうち、その日に見比べたスワップの欄をすべて書き換えた回は0回です。 半数を超えたのは9回(8.7%)でした。板ぜんぶにいちばん近かったのは松井証券が2026-10-06に、 比べられた28の欄のうち24を変えた回です。

スワップの欄とは何を数えているか

通貨ペアごとに、買いの数字と売りの数字が別々に公表されます。 この記事では、その1つ1つを「スワップの欄」と呼んで数えます。 たとえば米ドル円の買いと売りが同じ日に変われば、変わった欄は2つです。「通貨ペアの数」ではありません。同じことを通貨ペアの数で数えると、 買いと売りの両方が動いたペアはまとめて1つになるため、この記事の数字より小さくなります (両方が動いていれば半分です)。

数えたのは、前の記録と見比べられた欄だけです。 前の記録が無い欄は、数字が変わったかどうかを確かめようがないためです。

比べたのは円を含む通貨ペアだけです。円を含まない組み合わせは、 公表額が外貨のままの会社があり、当サイトが円に直した金額どうしを比べることになるため、 会社が数字を書き換えたのか為替が動いたのかを分けられません (算出方法)。 したがってこの記事は各社の公表全体を数えたものではなく、 円建ての部分についての実測です。

何本まとめて動いているか

動いた103回について、その日に変わった欄の数を並べると次のようになります。いちばん多かったのは4欄と6欄が動いた日で、いずれも23回ずつあります。

その日に変わった欄の数そういう日が何回あったか
214回
423回
623回
818回
1014回
111回
122回
145回
161回
201回
241回

変わった欄が2つだけの日は14回(13.6%)でした。同じ通貨ペアの買いと売りは同じ日に動くことが多いので、その多くは「1つの通貨ペアだけが変わった日」だと考えられます。 ただし当サイトのこの集計は、変わった2つが同じ通貨ペアかどうかまでは見ていません。 買いか売りの片側だけが動いた日は0回(0.0%)で、 こちらはほとんどありません。買いと売りは同じ日に動くことが多いためです。

会社によって違うか

口座コースごとに、書き換えの多さを2つの割合で並べます。並び順は会社名の順で、順位の意味はありません。「変えた日だけで見た割合」は、その口座コースが何かを変えた日だけを取り出して、 見比べた欄のうち何割を変えたかです。「期間全体で見た割合」は、何も変えなかった日も含めて、 この期間に見比べた欄のうち何割を変えたかです。2つは分母が違います——同じ会社でも値がずれるのはそのためです。 変えた日だけで見た割合は、めったに動かない会社ほど大きく出ます。 その会社が動いた数少ない日だけを見ているからです。

口座コース見比べた日何かを変えた日1日あたりの欄の数見比べた欄の延べ数変えた日だけで見た割合期間全体で見た割合
DMM FX10日10日19.219234.4%34.4%
GMOクリック証券12日12日25.230235.1%35.1%
GMO外貨11日11日21.623834.5%34.5%
SBI FXトレード10日10日3333020.6%20.6%
みんなのFX12日11日33.340017.6%16.0%
みんなのFX(LIGHT)12日11日19.723625.0%22.9%
ヒロセ通商12日11日32.839413.8%13.7%
外為どっとコム11日11日33.536820.1%20.1%
外為オンライン11日3日19.321253.4%14.6%
松井証券11日7日28.231038.8%24.5%
楽天証券6日6日34.720815.4%15.4%

「1日あたりの欄の数」を必ず一緒に見てください。扱う通貨ペアが多い会社ほど1日に並ぶ欄が多く、その全部を同じ日に変えるのは難しくなります。 割合だけを並べると、欄の多い会社が「動かさない会社」に見えてしまいます。「見比べた欄の延べ数」は1日あたりの欄の数ではありません—— 日ごとの欄の数を、見比べた日のぶんだけ足し合わせた数です。

この数字が言えること・言えないこと

  • 言えるのは、この期間に起きたことの内訳だけです。2026-09-25〜2026-10-16のうち、前の記録と見比べられた日は13日でした。 これを口座コースごとに数えるとのべ118回で、 そのうち1つ以上の欄が動いたのが103回です。
  • 「一斉には変えない」とは言えません。見たのは円建ての欄だけで、 各社の公表にはこれ以外の通貨ペアもあります。また、すべてを変えた回が0回でも、松井証券は2026-10-06に28のうち24まで届いています。
  • なぜこうなるのかは書きません。当サイトが持っているのは公表値の記録だけで、 各社が何を見て書き換えているかは確かめていません。
  • 数字は毎営業日入れ替わります。このページは1日4回作り直しており、 上の数値はそのつど計算し直したものです。

関連する記事

この記事は1つの会社の中で同じ日に何本動くかを見ています。会社と会社が同じ日に動くか、会社ごとにどれくらいの頻度で書き換わるかは、 それぞれ別の記事で扱っています。

本記事は一般的な情報提供を目的としています。特定の取引の推奨・投資助言ではありません。 記事中のスワップポイント等の数値は、当サイトが自動で集めたデータ(基準日 2026-10-18)から、 ページを作り直すたびに入れ替えています。最新値は必ず各社公式サイトでご確認ください。
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記事で見た数値を自分の条件で確かめられます。往復スプレッド費用を1日あたりのスワップ差額で割った日数(=損益分岐日数)を、計算例として表示する無料ツールです。

よくある質問

スワップポイントは全通貨ペアで一斉に変わるのですか+

スワップポイントは、通貨ペアごとに買いと売りで別々に公表されます。ここではその数字1つ1つを「スワップの欄」と呼んで数えます。当サイトが記録しているのは11の口座コース(会社とコースの組み合わせ)です。2026-09-25〜2026-10-16のうち見比べられた13日について、円建てのスワップポイントが1つでも書き換わった日を口座コースごとに数えると、のべ103回でした。そのうち、その日に見比べた欄をすべて書き換えた回は0回です。半数を超えたのは9回(8.7%)でした。ただし円を含まない組み合わせは見ていないため、「全通貨ペアが一斉に変わるか」そのものには答えていません。

1つの通貨ペアだけが変わる日はありますか+

あります。2026-09-25〜2026-10-16の実測で、動いた103回のうち14回(13.6%)は、変わった欄が2つでした。同じ通貨ペアの買いと売りが同じ日に動くことが多いので、これが「1つの通貨ペアだけ変わった日」にあたります。買いか売りの片側だけが動いた日は0回(0.0%)です。

ある通貨ペアのスワップポイントが変わったとき、同じ会社の他の通貨ペアも変わっていますか+

2026-09-25〜2026-10-16の実測では、1つ動いた日に他も動いていることのほうが多くありました。動いた欄の数は2から10に集まっていて、4欄と6欄が動いた日が最も多く、いずれも23回ずつあります。ただしこれはこの期間の分布であって、次に何が起きるかを示すものではありません。当サイトは各社の公表値を毎営業日そのまま記録しており、通貨ペアごとの推移は各ペアのページで見られます。

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