スワップポイントをもらえるのは買いと売りのどちらか — FX10社の公表値で受け取り側を数えた記録
FXのスワップポイントは、買いで持つと受け取れる通貨ペアと、売りで持つと受け取れる通貨ペアに分かれます。では同じ通貨ペアなら、どの会社でも同じ側が受け取りなのでしょうか。当サイトが毎営業日記録している10社の公表値から、金額の大小ではなく受け取りか支払いかだけを通貨ペアごとに数え、記録できた会社の答えが一致した数と、会社によって分かれた数を出しました。金額の大小はこのページでは扱いません——1万通貨が何円に当たるかは通貨ペアによって桁が違い、受け取りか支払いかと違って会社間でそのまま並べられないからです。数えられる条件、ちょうど0円の扱い、この数え方では言えないことまで書いています。
スワップポイントをもらえるのは、買いで持ったときか売りで持ったときかのどちらかで、 どちらになるかは通貨ペアによって決まっています。2026-08-19から2026-09-17までにFX10社の公表値を記録し、 どちらが受け取りかを比べられた49の通貨ペアで数えたところ、47ペアでは記録できた会社がすべて同じ側を受け取りにしていました。 会社によって受け取り側が分かれたのは、残り2ペアです。
ここでいう「買いで持つ」はその通貨ペアを買ったまま保有すること、 「売りで持つ」は売ったまま保有することです。
スワップポイントをもらえるのは、買いと売りのどちらですか?
通貨ペアによって決まっています。比べられた49ペアのうち、32ペアは買いで持つと受け取り、15ペアは売りで持つと受け取りでした。
買いで持つと受け取りだった通貨ペア(32ペア):
豪ドル/カナダドル・豪ドル/スイスフラン・豪ドル円・豪ドル/NZドル・豪ドル/米ドル・カナダドル/スイスフラン・カナダドル円・中国人民元円・チェココルナ円・ユーロ/スイスフラン・ユーロ円・ポンド/スイスフラン・ポンド円・ポンド/NZドル・香港ドル円・ハンガリーフォリント円・メキシコペソ円・ノルウェークローネ円・ノルウェークローネ/スウェーデンクローナ・NZドル/カナダドル・NZドル/スイスフラン・NZドル円・ポーランドズロチ円・スウェーデンクローナ円・シンガポールドル円・トルコリラ円・米ドル/カナダドル・米ドル/スイスフラン・米ドル/中国人民元・米ドル/香港ドル・米ドル円・南アフリカランド円
売りで持つと受け取りだった通貨ペア(15ペア):
スイスフラン円・スイスフラン/メキシコペソ・スイスフラン/トルコリラ・スイスフラン/南アフリカランド・ユーロ/豪ドル・ユーロ/ポンド・ユーロ/NZドル・ユーロ/ポーランドズロチ・ユーロ/トルコリラ・ユーロ/米ドル・ポンド/豪ドル・NZドル/米ドル・米ドル/メキシコペソ・米ドル/トルコリラ・米ドル/南アフリカランド
数えたのは、当サイトが10社の公表ページから毎営業日記録している金額です。 金額の大小は見ず、プラス(受け取り)かマイナス(支払い)かだけを見ています。 期間は2026-08-19から2026-09-17です。この期間ぶんを合計した金額がプラスかマイナスかで、会社ごとに受け取りか支払いかを 1つに決めています。そのため、期間の途中で受け取りと支払いが入れ替わった会社が あっても、この数え方では見えません。1日の中で何度も見ているわけでもないので、 1日のうちの入れ替わりも見えません。
なお、買い側と売り側で会社間の開きが違う話では 「受け取る側・支払う側という分け方では数えられない」と書いています。 あちらが見ているのは日ごとの1件ずつの金額で、 日によっても会社によっても受け取り側が変わりうるという意味です。 このページが見ているのは期間をならした合計の符号で、測っている量が違います。
同じ通貨ペアなら、どの会社でも同じ側が受け取りですか?
ほぼ同じです。比べられた49ペアのうち47ペアでは、 記録できた会社がすべて同じ側を受け取りにしていました。会社によって受け取り側が分かれたのは2ペアで、 内訳は次のとおりです。
次の「件」は会社の数ではなく、公表されている金額(公表値)の数です。 同じ会社が2つのコースを公表している場合は、コースごとに1件として数えています。
- ユーロ/カナダドル — 買いで持つと受け取りだったのは1件(外為オンライン)、 買いで持つと支払いだったのは1件(ヒロセ通商)。
- ポンド/米ドル — 買いで持つと受け取りだったのは9件(DMM FX・GMOクリック証券・GMO外貨・SBI FXトレード・みんなのFX・みんなのFX(LIGHT)・ヒロセ通商・外為オンライン・松井証券)、 買いで持つと支払いだったのは1件(外為どっとコム)、ちょうど0円だったのは1件(楽天証券)。
比べたのは、この期間に10日以上記録できた公表値だけです。 数日ぶんの記録では、その期間を代表する受け取り側とは言えないからです。 そのうえで、受け取りか支払いかが付いた公表値が2件以上あった通貨ペアを数えました。 1件しかない通貨ペアは一致とも不一致とも言えないので、この49ペアには 入れていません。当サイトが記録している通貨ペアは全部で63です。 記録できている会社の数は通貨ペアによって違い、10社そろうペアもあれば3社のペアもあります。
買いと売りの両方でスワップポイントを受け取れることはありますか?
あります。買いと売りの両方を記録できた公表値は347件で、そのうち両方とも受け取りだったものが2件ありました(ポンド/米ドルのみんなのFX・ポンド/米ドルのみんなのFX(LIGHT))。 この347件は記録できた日数で絞らず、期間中に買いと売りの両方を記録できた ものを全部数えています。上の49ペアとは数え方が違うので、 2つの数をそのまま足したり割ったりはできません。
この公表値は、会社の公表ページを取得して、実際にそう出ていることを確認しました(2026年9月17日)。たとえば9月16日は買いも売りも同じ額で、どちらも受け取り側でした。 同じ日の他の通貨ペアは買いと売りが反対の符号になっているので、 当サイトの読み取りの誤りではありません。
そしてもう1つ、両方が受け取りであること自体は損得を決めません。 売買には買値と売値の差という費用がかかります。 受け取れる額とその費用を比べないと、どちらが大きいかは分かりません。 比べ方は何日持てば費用を回収できるかで扱っています。
この記録から言えないことは何ですか?
- 金額の大小は比べていません。1万通貨が何円に当たるかは通貨ペアによって桁が違うので、受け取りか支払いかと違って、 そのまま並べられません。会社ごとの金額の差は1位と2位でどれだけ違うかで扱っています。
- 記録したのは2026-08-19から2026-09-17までです。この先も同じ側が受け取りとは限りません。各国の金利が動けば、受け取りと支払いは 入れ替わりえます。
- 期間の合計がちょうど0円だった公表値は、受け取りにも支払いにも数えていません。0円はどちらでもないので、一致・不一致の判定から外しています。 ただし日ごとに0円だった日は合計に含めます——ある日だけ0円で他の日がプラスなら、 その公表値は受け取り側として数えています。
- 同じ会社で買いと売りを両方持ったときの話ではありません。それは買いと売りを足すといくら残るかで 扱っています。ここで数えたのは、会社が違っても同じ側が受け取りになるかどうかだけです。
通貨ペアごとの実際の数字は各ページで見られます。買いで持つと受け取りだった例は米ドル/円、売りで持つと受け取りだった例はユーロ/米ドル、 会社によって受け取り側が分かれた例はポンド/米ドルです。
記事で見た数値を自分の条件で確かめられます。往復スプレッド費用を1日あたりのスワップ差額で割った日数(=損益分岐日数)を、計算例として表示する無料ツールです。
よくある質問
スワップポイントをもらえるのは、買いと売りのどちらですか?+
通貨ペアによって決まっています。2026-08-19から2026-09-17までに当サイトが10社の公表値を記録した範囲では、どちらが受け取りかを比べられた49の通貨ペアのうち、32ペアは買いで持つと受け取り、15ペアは売りで持つと受け取りでした。この47ペアでは、記録できた会社がすべて同じ側です。記録できた会社の数は通貨ペアによって違い、10社ぶんそろっているとは限りません。
同じ通貨ペアなら、どの会社でも同じ側が受け取りですか?+
ほぼ同じです。比べられた49ペアのうち47ペアでは、記録できた会社がすべて同じ側を受け取りにしていました。会社によって受け取り側が分かれたのは2ペアです。比べたのは、この期間に10日以上記録できた公表値だけです。また、判定に使うのは期間ぶんを合計した金額なので、期間の途中で入れ替わった日があってもこの数え方では見えません。
買いと売りの両方でスワップポイントを受け取れることはありますか?+
買いと売りの両方を記録できた347件の公表値のうち、両方とも受け取りだったものが2件あります。会社の公表ページを取得して、実際にそう出ていることを確認しました。ただし両方が受け取りであること自体は損得を決めません——売買には買値と売値の差という費用がかかるので、受け取れる額とその費用を比べないと、どちらが大きいかは分かりません。
他のガイド記事
- 基礎スワップポイントのサヤ取り(異業者両建て)実践ガイド
- 基礎サヤ取り両建ては何日で元が取れるか — 損益分岐日数の考え方
- リスクスワップサヤ取りの5大リスク — 凍結・ギャップ・約款・改定・税
- 通貨ペアユーロズロチ(EUR/PLN)両建てとスワップポイント — 実測データで見る
- 通貨ペアメキシコペソ円の両建てに使う業者比較 — スワップ実測データ
- 体制スワアビラボの計算方法とデータ検証体制 — 数字はどう作られているか
- 基礎スワップポイント比較の落とし穴 — 付与日数・取引単位・日付のズレ
- 業者DMM FXのスワップポイントを他社と比べるときの読み方 — 実測データで見る
- 業者GMOクリック証券のスワップポイントの読み方 — 買いと売りの関係と組み合わせでの現れ方
- 業者みんなのFXのスワップポイントの読み方 — 組み合わせでの現れ方と2つのコース
- 業者SBI FXトレードのスワップポイントの読み方 — 買いと売りを足し合わせた残りと取扱ペア
- 業者GMO外貨のスワップポイントの読み方 — 組み合わせの相手と買い売りの関係
- 業者外為どっとコムのスワップポイントの読み方 — 記録できたペアの幅と、組み合わせに現れる枠
- 業者ヒロセ通商のスワップポイントの読み方 — 組み合わせで買い側・売り側のどちらに現れるか
- 業者外為オンラインのスワップポイントの読み方 — 費用を引いた後まで見えるか
- 基礎スワップの3日分はいつ付くか — 水曜が原則、USD/CADとUSD/TRYは木曜
- 基礎スワップポイントはどのくらいの頻度で変わるのか — 公表値が書き換わった回数の実測
- 基礎スワップポイントが付かない日がある理由 — 付与0日を週の合計で確かめる
- 通貨ペアトルコリラ円スワップのランキングは何日もつのか — 1位の入れ替わりを毎営業日の記録で確かめる
- リスク両建ての証拠金は2社ぶん要る — 含み益は別の会社の口座では使えない
- 基礎スワップポイントは買いと売りで打ち消し合うのか — 会社ごとの違いを実測で数える
- 基礎会社によるスワップの差は縮んでいるのか — 通貨ペアごとに数える
- 口座開設ヒロセ通商(LION FX)の口座開設の流れ — 必要書類・審査日数・受け取り方式の違い
- 口座開設DMM FXの口座開設(アカウント登録)の流れ — 必要書類・所要時間・IDの受け取り方
- 口座開設外為オンラインの口座開設の流れ — 必要書類とログインIDの受け取り方
- 基礎FXのスプレッドは会社でどれだけ違うのか — 円建て主要ペアを並べて数える
- 基礎FX各社はスワップポイントを同じ日に変えるのか — 改定日の重なりを数える
- 基礎スワップの1位に立つ会社は、買いと売りで分かれるのか — 10社を横断して数える
- 基礎スワップの付与日数は会社によって違うのか — 同じ日・同じ通貨ペアで突き合わせる
- 基礎スワップ比較サイトの数字は検証されているのか — 更新を止めた日を全部公開します
- 比較みんなのFXの通常とLIGHTで、スワップポイントは違うのか — 両方に掲示がある通貨ペアを毎日突き合わせました
- 比較FXのスプレッドが狭い会社は、スワップも上位なのか — 同じ通貨ペアで2つの順位を並べて数える
- 基礎スワップポイントの「3日分」は本当に3倍か — まとめ付与の日の金額を1日分と突き合わせる
- 比較スワップの1位が同じ会社のままでも、受け取る金額は動くのか — 順位と水準を別々に数える
- 比較スワップポイントの会社間の差は、買いと売りで同じ大きさか — 通貨ペアごとに両側を測る
- 通貨ペアメキシコペソ円のスワップポイント比較 — 同じ日に会社でいくら違うかを実測で示す
- 比較スワップポイントは1円単位か、小数まで刻まれるのか — 通貨ペアごとに端数を数える
- 比較スワップが一番高い会社は、通貨ペアごとに入れ替わるのか — 同じ日の順位を横に並べる
- 基礎スワップポイントは全通貨ペアで一斉に変わるのか — 1社が値を書き換えた日に、何本まとめて動くか
- 比較スワップポイントは会社ごとに違うのか — 同じ日・同じ通貨ペアで値がぴったり重なる頻度
- 基礎スワップポイントが変わるとき、1回でどれくらい動くのか — 円が絡む通貨ペアの実測
- 基礎スワップの買いと売りが同じ日に動くとき、2つを足した額はどうなるか — 円が絡む通貨ペアの実測
- 比較スワップの会社差は、1年ぶんに直すといくらか — 元本をそろえて通貨ペアごとに実測
- 比較スワップがいちばん低い会社は、いつも同じか — 通貨ペアごとに入れ替わりを実測
- 基礎早朝のFXスプレッドは何倍に広がるか — 各社の公表値を並べて実測
- 基礎スワップポイントは他社に合わせて決まるのか — 10社の公表値で実測
- 基礎スワップポイントが変わらないまま続くのは偶然か — 10社の公表値で実測
- 基礎政策金利が動くとスワップポイントはどうなるか — 決定の前後7日を、決定が無い週と比べた
- 口座開設外為どっとコムの口座開設の流れ — 本人確認の3つの方法と、開設のお知らせがどう届くか
- 業者松井証券のスワップポイントの読み方 — 買いと売りを足すと何が残るか
- 業者楽天証券のスワップポイントの読み方 — 当サイトの金額が公表額そのままではない理由
- 口座開設みんなのFXの口座開設の流れ — 本人確認の2つの方法と、取引を始めるまでに受け取るもの
- 口座開設楽天証券のFX口座開設の流れ — どの口座を開けるか、開設の基準、IDの受け取り方
- 口座開設GMOクリック証券のFX口座開設の流れ — 13ある申込の条件と、選ぶ口座で分かれる段階
- 口座開設GMO外貨のFX口座開設の流れ — 本人確認のやり方で、ログイン情報がメールか郵便かに分かれる
- 口座開設松井証券のFX口座開設の流れ — 入口が3つあり、FX口座への入金は総合口座を経由する
- 口座開設SBI FXトレードのFX口座開設の流れ — 完了後の受け取り方は、届くメールの種類で変わる
- 比較スワップの1位が入れ替わったとき、会社は本当に替わっているのか — 顔ぶれの交代と会社の交代を分けて数える
- 比較スワップの1位と2位は、どれだけ金額が違うのか — 差の大きさは通貨ペアで桁が変わる
- 比較FX会社が公表している「スプレッド」は、同じものを指していない — 10社のページを同じ日に読んだ記録
- 比較同じ会社でも、通貨ペアでスプレッドは何倍違うのか — 同じ金額で比べ直すと、いちばん安いペアが変わる
- 比較まとめて付く日の利ざやは、平日と違うのか — 通貨ペアごとに分けて数えた記録
- 比較口座を開いたあと、取引の前後でお金が動く場面が3つある — 10社の公式ページを読んだ記録