基礎公開 2026-09-19スワアビラボ編集部

スワップポイントは後から書き換わるのか — 同じ取引日の金額を読み直した記録

FX各社が公表するスワップポイントは、同じ取引日の金額でも後から書き換わることがあります。当サイトは各社の公表値を毎日取り直し、前に記録した金額と突き合わせています。読み直して一致したときだけ確定として扱い、違っていたものは上書きせず別に記録します。その記録を数えると、ほとんどの会社では最初に公表された金額と後から読んだ金額は同じでした。違いが出た会社もあり、片方は取引日を過ぎてから、もう片方は取引日のうちに違いが出ています。違いの大きさ、それがいつ分かったか、当サイトがどこまで遡って読み直しているか、この数字では言えないことまで書いています。会社名は出しません。取得の形が違って測れなかった会社は名前を書いています。

FX各社が公表するスワップポイントは、同じ取引日の金額でも、あとから読み直すと違っていることがあります。 当サイトは各社の公表ページを毎日読み直し、前に記録した金額と突き合わせて数えました。 数えた単位は「1つの会社・1つの通貨ペア・1つの取引日」の組み合わせで、これを1件と呼びます。 数えた期間は取引日2026-07-21〜2026-09-17(59取引日)です。 対象は9社で、取得のしかたが他社と違い、違いがあったかどうかを判定できない楽天証券は入れていません。 読み直せた15,972件のうち、最初に公表された金額と違っていたのは776件でした。9社のうち7社は1件も違いませんでした。 違いが出たのは2社です。 1社は、取引日を過ぎてから575件でした(違いの大きさは0.1円がもっとも多く、いちばん大きいものが41.3円)。 もう1社は、取引日のうちに168件でした(5円〜65円)。

「昨日見た金額が、今日は違う」ことはあるのか

あります。ただし違いが出たのは、9社のうち2社だけです。 残る7社では、読み直した金額が最初の金額と1件も違いませんでした。

当サイトは各社の公表ページを毎日読み、取った値をそのまま保存します。あとから違う値が見えたときも、最初に保存した値は書き換えません。かわりに「この会社・この通貨ペア・この取引日で、前と違う値が見えた」という記録を別に残します。 同じ組み合わせをもう一度読んで前と同じだったときは、一致したことを記録します。 この記事は、この「違った」記録と「一致した」記録の2つを数えたものです。

違いが出た2社は、いつ・どれだけ違ったのか

1社は、取引日が過ぎてから違いが分かるものがほとんどでした。読み直した2,081件のうち、最初の金額と違っていたのは608件(29.2%)です。 そのうち575件は、取引日が過ぎてから違いが分かりました。 違いが分かった時期は、取引日の1日後が真ん中で、いちばん遅いものが3日後です。 違いの大きさは0.1円が590件ともっとも多く、真ん中が0.2円、いちばん大きいものが41.3円でした。 この会社は金額を0.1円まで細かく公表しているので、いちばん小さい0.1円の違いもそのまま記録に残ります。

もう1社は、取引日のうちに違いが分かりました。読み直した1,118件のうち168件(15.0%)で、 取引日を過ぎてから違いが出たものはありません。 違いの大きさは5円が85件ともっとも多く、真ん中が10円、いちばん大きいものが65円でした。いちばん小さい違いでも5円で、金額そのものが動いています。

同じ「後から違っていた」でも、2社で中身が違います。 1社は金額を細かく公表しているため、0.1円の小さな違いまで記録に残ります。 もう1社は取引日のうちに、金額が5円以上動いています。 件数の多さだけを並べて、2社を比べることはできません。

7社は1件も違いませんでした(読み直していないから0件、ではありません)

「違いが0件」には2つの意味が考えられます。本当に変わっていないのか、それとも当サイトが読み直していないだけなのか。 そこで、読み直した記録そのものを数えました。 取引日の翌日までに読み直せた件数は、いちばん少ない会社で884件、いちばん多い会社で1,692件です。 読み直しがいちばん遅れたものは、取引日の13日後でした。

ですから0件は「読み直していないから0件」ではありません。 ただし、どこまで遡って読み直すかは、会社と取得の経路で違います。 毎日の取得で読み直せるのは、おおむね同じ月の中の取引日です。 月が変わったあとに書き換えられると、それが見えない会社があります。 「いつ書き換わっても必ず見つけられる」とは書けません。

楽天証券は、この集計に入っていません

当サイトがこの会社の値を保存するしかたが、他社と違うためです。 同じ取引日の金額を前の記録と突き合わせる形になっていないので、違いがあったかどうかを判定できません。 変わらなかったのではなく、変わったかどうかを当サイトが確かめていないという意味です。 本文の9社には、この会社を含めていません。

何を見ればよいか

金額を比べるときは、その金額がいつの時点のものかを見てください。 同じ取引日の金額でも、読んだ時点によって違うことがあります。 当サイトはすべての数値に取得の基準日を併記しています。 考え方は計算方法とデータ検証体制に、 比べるときに食い違いやすい点は比較の落とし穴に書いています。

もう1つは、1日分の数字だけで結論を出さないことです。 この記事で数えた違いは、その多くが0.1円という小さなものでした。 それでも、その日いちばん高かった会社が入れ替わる可能性は残ります。

数え方と、この記事が言えないこと

  • 数えた単位。「1つの会社・1つの通貨ペア・1つの取引日」の組み合わせを1件としました。 買いと売りのどちらかが違えば、その組み合わせを1件と数えます。
  • 分母。読み直して一致した件と、違っていた件の合計です(15,972件)。 まだ読み直していない組み合わせは入っていません。
  • 期間。取引日2026-07-21〜2026-09-17です。2026-07-21より前は、読み直して一致したことを記録する仕組みがまだ無く、違っていた側だけしか数えられません。
  • 違いの大きさ。「最初に公表された金額」と「後から読み直した金額」の差です。 最初の金額を書き換えないので、差はいつも最初の金額を基準に測っています。1回の書き換えで動いた額ではありません。 差の単位は各社が公表した金額のままで、そろえていません。 そのため会社をまたいで差の大小を比べられません
  • 違い続けたのか、戻ったのかは言えません。言えるのは「そのあと一致が記録されたか」までです。 一致の記録がない件は、違ったままなのか、まだ読み直していないのか、この数字では見分けられません。
  • まだ来ていない日の金額については測れません。翌営業日ぶんを先に公表する会社がありますが、その値を当サイトが保存していない会社もあります。 そのため「先に出た金額が変わったか」は、この集計では数えられません。
本記事は一般的な情報提供を目的としています。特定の取引の推奨・投資助言ではありません。 記事中のスワップポイント等の数値は、当サイトが自動で集めたデータ(基準日 2026-09-19)から、 ページを作り直すたびに入れ替えています。最新値は必ず各社公式サイトでご確認ください。
計算ツール損益分岐日数 計算ツール

記事で見た数値を自分の条件で確かめられます。往復スプレッド費用を1日あたりのスワップ差額で割った日数(=損益分岐日数)を、計算例として表示する無料ツールです。

よくある質問

どの会社の金額が書き換わったのですか

会社名は出していません。この記事が数えたのは「最初に公表された金額と、後から読み直した金額が違ったか」だけです。違いの多くは、その会社が公表する金額の最小の単位1つぶんでした。名前を並べると「この会社の数字は信用できない」という読み方だけが残りますが、それはこの数字から言えることではありません。ひとつだけ名前を書いているのは、取得のしかたが他社と違って測れなかった会社(楽天証券)です。含まれていないことを知らないと、この9社の結果を各社ぜんぶの結果として読んでしまうためです。

金額が後から変わると、損をしますか

この記事では分かりません。数えたのは、公表された金額が後から違っていたかどうかだけです。実際に受け取る額や支払う額は、持っている数量と持っていた日数で決まります。違いの大きさにも幅があり、その会社が公表する金額の最小の単位1つぶんのものから、それより大きいものまであります。どの会社を避ける・選ぶという判断の材料には使えません。

なぜ最初に記録した金額を残しているのですか

取得した生の値を上書きしないためです。後から違う値が観測されたときは、最初の値をそのまま残し、違いを別に記録します。上書きすると、違いがあったこと自体が消えて、あとから確かめられません。そのかわり、この記事が出す違いの大きさは「最初に公表された金額との差」であって、1回の書き換えでどれだけ動いたかではありません。

「確定した」と言えるのはいつですか

当サイトでは、取引日が過ぎてからもう一度読み直して、前に記録した金額と一致したときです。一致するまでは未確定として扱い、比較や集計には使いません。一致しなかったものは確定にならず、違いとして残ります。

この期間より前や後でも、同じ結果になりますか

わかりません。ここに出しているのは、取引日2026-07-21から2026-09-17までの59取引日ぶんです。各社が公表のしかたを変えれば、結果も変わります。当サイトがどこまで遡って読み直すかによっても変わり、その範囲は会社と取得の経路で違います。

他のガイド記事