基礎公開 2026-09-25スワアビラボ編集部

円が絡まない通貨ペアのスワップポイントは、なぜ会社どうしで比べにくいのか — 米ドル/スイスフランやユーロ/豪ドルの数字の読み方

米ドル/スイスフランやユーロ/豪ドルのように、どちらの通貨も円ではない通貨ペアのスワップポイントを、会社どうしで並べるときの読み方です。公表している通貨は、会社によって違います。円の額で公表している会社について、数字が変わる回の割合と1回に変わる大きさを、円が絡む通貨ペアと比べて示します(当サイトが毎営業日記録している公表値)。公表された額からは、数字が変わった理由(会社の決め直しか、為替か)を分けられないことと、当サイトでの扱いも書いています。

円が絡まない通貨ペア(豪ドル/カナダドルやユーロ/米ドルのように、どちらの通貨も円ではない組み合わせ)の スワップポイントは、会社どうしの差を、そのまま各社の決め方の差としては読めない数字です。少なくとも一部の会社は、この金額を外国の通貨の額から円に換算して公表していると、公式ページに書いています。 その場合、会社が外国の通貨の額を変えなくても、為替が動けば円の額が変わります。 数字が変わったとき、そのうちどれだけが為替によるものかは、公表された額からは分けられません。 前の記録から数字が変わっていたのは、円が絡まない通貨ペアで比べた回の49.8%、円が絡む通貨ペアで22.7%でした。 数えたのは、2026-09-19から2026-10-14までの記録です(各社の公式サイトの公表値を、当サイトが毎営業日記録したもの)。 会社は、当サイトが記録している10社のうち、数字が円の額の9社です。

同じ通貨ペアでも、公表している通貨が会社によって違う

当サイトが記録している10社のうち、9社は、 円が絡まない通貨ペアのスワップポイントも円の額で載せています(うち2社は、その会社の公表物では確かめておらず、他社の円の額と桁が同じであることから、円の額だと確かめています)。楽天証券は、その通貨ペアの右側の通貨で公表しています (豪ドル/カナダドルならカナダドル)。

当サイトは10社を並べて比べるので、楽天証券の分をその取引日の対円レート(欧州中央銀行が毎営業日公表している参照レート)で 円に直して載せています。 会社が実際に口座へ付ける額は、その会社が使うレートで決まるため、当サイトの額とは一致しません(算出方法の4)。 この会社の数字が当サイトの処理でどれだけ変わるかは、楽天証券のスワップポイントの読み方で数えています。

円の額で公表している会社でも、円が絡まない通貨ペアは数字が変わっていた回の割合が大きかった

ここからは、数字が円の額の9社の分だけを数えています。 当サイトが円に直す処理は入っていない数字です。 比べるのは、同じ会社(コースが2つある会社は同じコース)・同じ通貨ペアの、買いなら買い、売りなら売りの記録どうしです。 1日分の記録を、1つ前の1日分の記録と並べた1組を、1回の比較と数えます。 数えた期間は2026-09-19から2026-10-14までです。 数日分がまとめて付く日の記録は比べていません(その日を挟んだ前後の比較は含みます)。

通貨ペアの数比較した回数変わった回数変わった割合
円が絡まない通貨ペア403,510回1,747回49.8%
円が絡む通貨ペア222,674回607回22.7%

円が絡まない通貨ペアのほうが、数字が変わった回の割合が大きくなっていました。ただし、変わった回のうち、会社が金額を決め直したぶんと、為替で変わったぶんは、公表された額からは分けられません。為替で変わるのは、会社が外国の通貨の額を円に換算して公表している場合です (算出方法にも同じことを書いています)。

会社・コースごとに分けた数字(上の表と同じ比べ方)は、スワップポイントはどのくらいの頻度で変わるのかにあります。 1週間のあいだ同じ値のままだった割合も、同じ記事にあります。 あちらは数える期間の終わりと、数に入れる会社が少し違う(楽天証券の円が絡む通貨ペアも数える)ため、割合は一致しません。楽天証券の記事にある9社の割合も、楽天証券が扱う通貨ペアに絞って数えているため (コースが2つある会社は、1つのコースだけを数えています)、この表とは一致しません。

1回に変わる大きさは、円が絡まない通貨ペアのほうが小さかった

数字が変わったときに、1回でどれだけ変わったかも数えました(2026-09-19から2026-10-18まで)。 変わった大きさは、そのときの金額(書き換える前と後のうち、金額が大きいほう)の何%にあたるかで表しました。 これを並べた真ん中の値は、円が絡まない通貨ペアで1.1%(674回)、 円が絡む通貨ペアで4.1%(243回)でした。 ここでは、1社がある日に1つの通貨ペアの数字を書き換えたら、それを1回と数えます。 買いと売りの両方や、2つのコースの両方を書き換えていても、まとめて1回です(上の表の「比較した回数」とは単位が違います)。 変わった額そのものを並べた真ん中の値は、 円が絡まない通貨ペアが1.2円、円が絡む通貨ペアが2円です(1万通貨・1日あたり)。 どちらの真ん中の値も、いくつもの通貨ペアをまとめて並べた位置で、特定の通貨ペアの目安ではありません。

数えたのは、円が絡まない通貨ペアが楽天証券を除いた会社の分、円が絡む通貨ペアが楽天証券を含む10社の分です。期間の終わりと数え方は、上の表とは違います。 詳しい数え方と、大きく変わった回についてはスワップポイントが変わるとき、1回でどれくらい動くのかにあります。

円が絡まない通貨ペアの数字は、1回に変わる大きさは小さく、変わる回の割合は大きいという結果でした。 円に換算して公表している会社の数字は、為替が毎日少しずつ動くたびに変わるので、 こうした変わり方になりえます。ただし、変わった回のうち何回が為替によるものかを確かめる材料は、公表された額にはありません。

当サイトでの扱い

  • 通貨ペア別のページと実質エッジランキング(買う会社と売る会社を1社ずつ組み合わせた表)には、円が絡まない通貨ペアも載せています。 その金額は円の額で、楽天証券の分は当サイトが円に直した額です。
  • 前の記録から金額が変わった回数や、1回に変わる大きさを数える記事では、円が絡まない通貨ペアを分けて扱っています。 数字が変わる理由が、円が絡まない通貨ペアと円が絡む通貨ペアで違いうるためです。 主な数値から外すか、円が絡む通貨ペアと分けて示すかのどちらかです(たとえばスワップポイントが変わる頻度)。

この記事の数字が言っていないこと

  • どの会社が高いか・低いかは、この記事では扱っていません。会社はまとめた値としてだけ数えています。
  • 数字が変わった理由は分けられません。会社が金額を決め直したのか、会社が円に換算するときの為替が動いたのかは、公表された額からは区別できません。
  • 数えているのはそれぞれの期間の中の記録です。期間は毎営業日ずれ、 この記事の数字も同じ数え方で作り直しています。
  • 取引の条件(口座にどの通貨で付くか・会社がどのレートで円に換算するか)は、各社の公式サイトで確かめてください。
本記事は一般的な情報提供を目的としています。特定の取引の推奨・投資助言ではありません。 記事中のスワップポイント等の数値は、当サイトが自動で集めたデータ(基準日 2026-10-18)から、 ページを作り直すたびに入れ替えています。最新値は必ず各社公式サイトでご確認ください。
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記事で見た数値を自分の条件で確かめられます。往復スプレッド費用を1日あたりのスワップ差額で割った日数(=損益分岐日数)を、計算例として表示する無料ツールです。

よくある質問

円が絡まない通貨ペアのスワップポイントは、何の通貨で公表されていますか+

会社によって違います。当サイトが記録している10社のうち、9社の数字は円の額です(うち2社は、その会社の公表物では確かめておらず、他社の円の額と桁が同じであることから、円の額だと確かめています)。楽天証券は、その通貨ペアの右側の通貨で公表しています(豪ドル/カナダドルならカナダドル)。当サイトはその分を、その取引日の対円レートで円に直して載せています。口座にどの通貨で、どのレートで付くかは、各社の説明を確かめてください。

円が絡まない通貨ペアで数字が動いたら、その会社がスワップポイントを変えたということですか+

そうとは限りません。外国の通貨の額を円に換算して公表している会社では、外国の通貨の額が変わらなくても、為替が動けば円の額が変わります。数字が変わったとき、会社が金額を決め直したのか、為替で変わったのかは、公表された額からは分けられません。前の記録から数字が変わっていたのは、円が絡まない通貨ペアで比べた回の49.8%、円が絡む通貨ペアで22.7%でした(当サイトの記録・円の額で公表している9社・2026-09-19から2026-10-14まで)。

この記事の数字はいつ時点のものですか+

数字が変わった回の割合は2026-09-19から2026-10-14まで(10社の公表値がそろった最後の日まで)の記録で数えています。1回に変わる大きさは2026-09-19から2026-10-18までの記録です。どちらも毎営業日、同じ数え方で作り直しています(基準日 2026-10-18)。

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